清流館高2年生が「1人暮らしの若者を助ける」テーマに弁当考案 焼津のスーパーで30食完売

2025/10/15 10:16 

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 焼津市の清流館高の2年生3人が11日、「1人暮らしの若者を助ける」をテーマに考案した弁当を、同市東小川のスーパーマーケット田子重登呂田店で販売した。店内で呼びかけに努め、1時間ほどの間に約30食を売ることができた。
 生徒は「総合的な探究」の授業の一環で、1人暮らし世帯の若者に必要なエネルギーや栄養を盛り込んだ食事を考えた。「彩り満腹弁当」と銘打ち、田子重に企画を提案。快諾を得て商品化してもらい、店舗で販売する機会を得た。
 「サツマイモとベーコンの粒マスタード炒め」「ツナとひじきの和風サラダ」などのおかずが詰まった弁当は538円。昼時の来店客が手に取っていった。
 2年の中島実咲さん、待井優来さん、田村梨沙さんは「呼びかけを聞き、興味を持ってくれる人がいてうれしかった」「緊張していたけど、お客さんからアドバイスをもらえた」と喜びを語った。購入者には、商品に付けたQRコードを使ってアンケートを行い、改良につなげる予定という。
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