磐田市は、サッカーＪ１への昇格を目指すジュビロ磐田の応援キャンペーンに乗り出した。市民の願いを込めた千羽鶴作りや、アウェー戦のパブリックビューイング（ＰＶ）開催などを展開し、市を挙げてリーグ戦終盤を迎えた地元クラブを後押しするムードを盛り上げる。
　ジュビロはＪ２第３２節終了時点で８位。残り６試合で、昇格プレーオフ圏内の６位ＲＢ大宮アルディージャを勝ち点差２で追いかける。
　市役所や市立中央図書館、ひと・ほんの庭にこっとには折り鶴コーナーを設け、水色、白色、青色の折り紙を用意して来庁者に折り鶴作りを呼びかけている。市内の全２２小学校にも制作を依頼した。目標は１万羽で、Ｖ・ファーレン長崎とのホーム戦（１１月２日）までに千羽鶴を贈る。
　ＰＶは残りのアウェー戦全３試合で実施する予定。今月２６日の愛媛ＦＣ戦は既に定員に達したという。職員有志は毎週金曜日にジュビロのユニホームやホームタウンポロシャツを着て業務に当たる。
　市スポーツのまち推進課は「来年はＪ１で戦うジュビロを見るため、市民一丸となって応援したい」としている。