静岡大ものづくりサークル「救助ロボコン大賞」7年ぶり2度目 災害現場想定、速さや技術が評価
静岡大浜松キャンパス(浜松市中央区)のものづくりサークル「静岡大学ロボットファクトリー」が、8月上旬に神戸市で開かれた「レスキューロボットコンテスト」(実行委、同市主催)で最優秀賞に相当するレスキュー工学大賞を受賞した。災害現場を想定して自作のロボットで救助の速さなどを競い、コンテスト本戦で大学、高専、社会人ら全国14チームの頂点に立った。同サークルの同賞受賞は7年ぶり2度目。
工学部2〜4年の7人がチーム名「レスキューやらまいか」として出場。書類審査と予選を通過し、本戦に臨んだ。競技会場は4分の1スケールの被災した建物内を再現したフィールド。備え付けのカメラを通じてロボットを遠隔操作し、がれきを撤去したり階段を上ったりしながら、要救助者に見立てた人形を運び出す速さや技術の正確さを競った。
コンテストは阪神・淡路大震災をきっかけに始まり、救助に対する考え方やチームワークも審査対象。同サークルはタイヤなどに工夫を凝らし、階段での振動を最小限に抑えるなど、要救助者への負担を抑えた点も評価された。大賞に加えて、ベストパフォーマンス賞など計四つの賞を受賞した。
28日に同キャンパスで開いた報告会ではメンバーが実際のロボット操作を披露した。チームキャプテンの3年宮崎陽さん(21)は「新型コロナで技術継承が途絶え、苦しい時期があった。ノウハウを後輩たちへ伝えていきたい」と次を見据えた。
工学部2〜4年の7人がチーム名「レスキューやらまいか」として出場。書類審査と予選を通過し、本戦に臨んだ。競技会場は4分の1スケールの被災した建物内を再現したフィールド。備え付けのカメラを通じてロボットを遠隔操作し、がれきを撤去したり階段を上ったりしながら、要救助者に見立てた人形を運び出す速さや技術の正確さを競った。
コンテストは阪神・淡路大震災をきっかけに始まり、救助に対する考え方やチームワークも審査対象。同サークルはタイヤなどに工夫を凝らし、階段での振動を最小限に抑えるなど、要救助者への負担を抑えた点も評価された。大賞に加えて、ベストパフォーマンス賞など計四つの賞を受賞した。
28日に同キャンパスで開いた報告会ではメンバーが実際のロボット操作を披露した。チームキャプテンの3年宮崎陽さん(21)は「新型コロナで技術継承が途絶え、苦しい時期があった。ノウハウを後輩たちへ伝えていきたい」と次を見据えた。
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