酒米粉で「日本酒に合うパン」開発へ 沼津商業高生、三島で試食会「もっちり、しっとり」
静岡県立沼津商業高の3年生5人のグループが、日本酒の製造過程で出る酒米粉を使った「日本酒に合うパン」の開発に取り組んでいる。開発に協力する三島市大社町のコカラベーカリーで29日、試食会を行い、高校生ビジネスプラングランプリ(日本政策金融公庫主催)への応募に向けて意見交換した。
グループは沼津市内の酒造で、活用先が限られていると聞いた栄養価の優れた酒米粉に着目した。利益に転換できれば伝統文化の日本酒造りの継承につながると考え、開発を始めた。
コカラベーカリー責任者の山田圭一朗さんが、たくあんなどを使う生徒のアイデアを基に試作を重ね、複数のパンを用意した。生徒は持ち込んだソースを挟んだパンや、山田さんが工夫した酒米粉そのものなどの味も確かめた。
山田さんは「もっちり、しっとりとした良いパンができた」と評価した一方、新商品は周知が難しいと伝えた。グループの副リーダー宮林佳那さん(17)は「とてもおいしく、多くの人に食べてもらえるパンができた。どう販売するのが良いか課題が明確になった」と話した。グループは三島市内でのテスト販売なども検討している。
グループは沼津市内の酒造で、活用先が限られていると聞いた栄養価の優れた酒米粉に着目した。利益に転換できれば伝統文化の日本酒造りの継承につながると考え、開発を始めた。
コカラベーカリー責任者の山田圭一朗さんが、たくあんなどを使う生徒のアイデアを基に試作を重ね、複数のパンを用意した。生徒は持ち込んだソースを挟んだパンや、山田さんが工夫した酒米粉そのものなどの味も確かめた。
山田さんは「もっちり、しっとりとした良いパンができた」と評価した一方、新商品は周知が難しいと伝えた。グループの副リーダー宮林佳那さん(17)は「とてもおいしく、多くの人に食べてもらえるパンができた。どう販売するのが良いか課題が明確になった」と話した。グループは三島市内でのテスト販売なども検討している。
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