「夏の疲れ癒やす味」神座の摘果ミカンをピルスナービールに 島田の醸造所

2025/08/31 09:56 

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 島田市伊久美のクラフトビール醸造・販売所「193バレーブリューイング」が、同市神座地区の摘果ミカンを使ったビール「シマダサマーピルスナー」を完成させた。
 ミカン栽培が盛んな同地区の農家が協力し、成熟途中で間引かれた若い果実をビールの発酵途中に使用した。酸味とほどよい渋みが特徴の果実感あふれるピルスナービールに仕上げた。フレンチなどの料理に合うという。3年がかりで研究して完成させた。
 醸造所を運営するビアホップおおいがわの小林浩樹代表(57)は、祖父や父が藤枝市でミカンを生産していたことから、長年ミカンを使ったビールを造りたいと考えていたという。小林代表は「夏の疲れを癒やす味。ピルスナービールののどごしと、香り豊かなフルーツの味わいを楽しんでほしい」と話す。
 同醸造所や島田市竹下のKADODE OOIGAWAなどで販売する。330ミリリットル入りで、880円(税込み)。
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