スパコン「理究」の運用開始 AIによる科学研究を推進へ

2026/08/10 17:25 

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 理化学研究所は、人工知能(AI)による科学研究を推進するため、新たに開発したスーパーコンピューター「理究(りきゅう)」の運用を7月に始めた。

 名称には、自然現象の背後にある原理・原則である「理」を、AIとスパコン技術で探り、「究める」との意味が込められた。米半導体大手エヌビディア製の画像処理装置(GPU)を1600基組み込んだ。AIの学習や推論で多用される演算の性能は国の旗艦スパコン「富岳」の約7倍で、1秒間に100京回以上の計算が可能という。

 同じ計算科学研究センター(神戸市中央区)内にある富岳と連携させ、科学研究でAIが自動的に仮説を生成し、実証もできるようにする計算基盤の整備を目指す。また、量子コンピューターとスパコンを連携させたプラットフォームの研究開発のため、スパコン「ROQUO(ろっこう)」も6月に稼働を始めた。

 理究とROQUOは、2030年ごろの稼働を目指す富岳の後継機「富岳NEXT」の開発にもつなげる。松岡聡センター長は7月の説明会で「科学研究の産業革命を起こしたい」と話した。【寺町六花】

毎日新聞

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