白菊イメージの追悼花火を熊本地震犠牲者に 「自粛も考えたが」

2026/08/10 10:45 

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 福岡県小郡市の宝満川河川敷で8日夜、「夢HANABI 2026」(みい青年会議所主催)が開かれ、令和8年8月8日午後8時のカウントダウンに合わせて打ち上げられた花火約8000発が夜空を彩った。久留米市で5日に予定されていた「筑後川花火大会」(約1万2000発)は7月28日に起きた熊本地震の被災地支援に伴って警備体制が整わず中止されたが、夢HANABIは実施された。

 夢HANABI実行委は3日夜に協議し、警備体制の確保を確認して実行を決めた。今年のテーマは「愛すべき未来へ」。実行委員長の吉田脩二さん(36)は「震災から約10日と間もないので自粛も考えられたが、開催することで被災地に向けてできることもある。長年地域のためにやっている観点から、暗いニュースもある世の中に元気を与えるのが青年会議所の役目じゃないかと考えた」と決定の経緯を話した。

 熊本地震の犠牲者のため花火師に急きょ依頼。カウントダウン前に白菊のイメージの花火を弔砲のように5発打ち上げ、追悼と復興への祈りの時間を設けた。会場では来場者、出店者から義援金も募った。観客は例年の5万~6万人に比べ多めと推定されている。【前田博之】

毎日新聞

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