「これだけ大きいとは…」体長10m、下田の海岸にクジラの死骸 親からはぐれた子どもか

2025/10/23 08:44 

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 下田市の白浜中央海水浴場で21日、クジラが打ち上げられているのが見つかった。下田海中水族館(同市)によると、体長10メートル程度の雌で、子どものザトウクジラとみられる。
 発見は21日朝。ザトウクジラは冬から春にかけて北から沖縄方面に向けて移動するとされ、その過程で何らかの事態が発生し死んだ可能性がある。同館担当者は「大きさから判断すると、子どもが親とはぐれたのかもしれない」と指摘。伊豆半島の東海岸では数年に一度程度の頻度で死骸が打ち上がっているという。
 22日朝にクジラを前にした松崎町の自営業伊東亨さん(41)は「これだけ大きいとはびっくりです」と迫力に目を丸くしていた。クジラの死骸は専門家の調査を経た上で、市または県が対応する予定。
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