11月に国内初開催「デフリンピック」 自転車競技出場の日本代表へ手話でエール 会場の伊豆市…

2025/10/12 09:15 

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 11月に国内で初めて開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック2025」で自転車競技に出場する日本代表内定選手の壮行会が11日、伊豆市の修善寺生きいきプラザで開かれた。代表内定選手や監督、関係者17人が出席し、会場に集まった市民ら約250人が選手にエールを送った。
 郷原輝久選手(29)=京都市=は「会場の日本サイクルスポーツセンターは自転車の聖地。走れることをうれしく思う。全力を尽くす」と意気込んだ。
 菊地豊市長は、大会が多様な障害や福祉施策への理解が深まる機会になればと期待するとともに、「順位より自己ベストを尽くしてほしい」と激励した。
 8月に高校生の手話スピーチ全国コンテストに出場した県立三島南高2年の永田千怜さんが手話でサインエールを送ったほか、県立伊豆総合高の生徒らがメッセージを書き込んだ応援フラッグを同高自転車部長の中嶋兜稀さん(2年)が選手に手渡した。
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