浜松市中央区の浜松こども園で２７日、夏恒例の「氷まつり」が開かれた。浜名区の氷彫刻家二橋一幸さん（６８）らが氷像づくりのパフォーマンスを披露し、子どもと保護者ら約１３０人が涼を楽しんだ。
　浜松委托倉庫（同区）が約５００キロ分の氷を提供した。二橋さんは３人の彫刻仲間とともにチェーンソーやのみを使って、氷の中に花を施した「フローラルアイス」や美しい氷の白鳥を手がけた。子どもたちは完成した作品に触れ、「冷たい」「気持ちいい」と笑顔を見せた。
　同園での交流は３６年目。二橋さんは「毎年どうしたら楽しんでもらえるか考えている。いい反応がもらえてうれしい」と話した。