乳がん「万が一ではなく九が一。」 女性の9人に1人が罹患、検診促進へ静岡県がキャンペーン

2025/08/22 10:00 

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 静岡県は、乳がん検診の受診促進に向けたキャンペーンを始めた。受診または受診予約した40〜69歳の女性を対象に抽選でホテルの宿泊券や百貨店の商品券などをプレゼントする。
 対象受診期間は4月1日から2026年3月31日まで。専用のフォームに名前や受診日、受診先など必要事項を記入して応募する。景品は星野リゾート宿泊ギフト券(3人)、全国百貨店共通券2万円分(10人)、ねむの木学園グッズ(12人)、PayPayポイント千円分(500人)。
 女性の9人に1人が乳がんになるとされていることから、「万が一ではなく九が一。」をキャッチコピーとした啓発活動も実施。静岡市内のデジタルサイネージで広告を放映する。
 国が推奨する検診は胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸(けい)がんの5種。静岡県では乳がん以外の検診受診率は全国平均を上回っているが、乳がんは45・9%で全国の47・4%と比べて1・5ポイント低い(2022年時点)。
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