富士山麓でキャンプと音楽を楽しむフェスティバル「ＦＵＪＩ＆ＳＵＮ（フジアンドサン）’２５」が３１日、富士市の「富士山こどもの国」で開幕した。１日までの２日間に２５組が登場する。
　初日は同市で毎年行われる吉原祇園祭の中心メンバーらで構成するバンド「吉原祇園太鼓セッションズ」で幕を開けた。シンガー・ソングライターのモッチェ永井さんらをゲストに迎え、ホーンセクションや和太鼓を含めた総勢１４人編成で、祭りばやしとバンドサウンドを融合した音楽で会場を盛り上げた。
　バンドのリーダーでギタリストの内藤佑樹さん（３９）は同市の吉原商店街の老舗金物店の若旦那でもある。５年連続の出演に「このフェスに育てていただいて今のバンドがある。毎年県内外の音楽家から刺激をもらっている」と話した。
　初日は堀込泰行さん、柴田聡子さん、折坂悠太さんらも出演した。６月１日は森山直太朗さん、七尾旅人さん、鎮座ＤＯＰＥＮＥＳＳさんらが登場する。