「何カ月も捜査したのに」エプスタイン氏遺書か 米連邦地裁公開

2026/05/07 16:55 

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 米東部ニューヨーク州の連邦地裁は6日、少女らへの性的虐待罪などで起訴されて2019年8月に自殺した米富豪、エプスタイン氏の遺書とみられる手書きのメモを公開した。「私を何カ月も捜査したのに、何も見つけられなかった」などと記されているという。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、エプスタイン氏は同年7月、勾留施設内で首に布が巻かれた状態で倒れているのが見つかった。その後、当時同房だった男性が、本に挟んであったメモを発見したという。一命を取り留めたエプスタイン氏は別の房に移されたが、数週間後に自殺した。

 メモには「別れを告げる時を選べることは、ありがたいことだ」などと自殺を示唆するような文言のほか「楽しくない」「価値がない」などと記載されていた。メモはこれまで同房の男性の事件の証拠品として扱われ、公開されていなかった。メモについて、男性はエプスタイン氏が記したものだと主張しているという。

 エプスタイン氏を巡っては「少女買春などに関する著名人の『顧客リスト』があり、有力者に口封じのため殺害された」という陰謀論が定着している。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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