エプスタイン事件で米商務長官が証言 不正や犯罪への関与否定

2026/05/07 16:22 

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 ラトニック米商務長官は6日、少女らへの性的虐待罪などで起訴されて2019年に死亡した米富豪、エプスタイン氏との関係について、米下院監視・政府改革委員会で証言した。米メディアによると、ラトニック氏はエプスタイン氏と05年の初対面から計3回会ったと認める一方、不正や犯罪への関与は否定した。

 米CNNテレビなどによると、ラトニック氏は委員会で、エプスタイン氏が所有する島に12年に招待されて「驚いた」と振り返る一方、島を訪問した理由などについては「覚えていない」と繰り返し答弁したという。ラトニック氏の証言後、民主党のスブラマニヤム下院議員は「明らかに不誠実だ。辞任すべきだ」などと批判した。証言は非公開で行われ、後に委員会が質疑内容を公表する方針だ。

 ラトニック氏は昨年10月に出演したポッドキャストの番組で、05年に東部ニューヨーク州で隣人となったエプスタイン氏の自宅を夫婦で訪ねた際に嫌悪感を抱き、その後に関係を絶ったと説明していた。だが米司法省が今年1月末に公開したエプスタイン氏の関連資料には、ラトニック氏と18年までやり取りしていたメールなどが含まれ、12年にエプスタイン氏所有の島を家族で訪れていたことが判明していた。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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