「特殊な同盟関係」 プーチン露大統領、金正恩氏と会談 派兵に謝意

2025/09/04 09:50 

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 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は3日、訪問先の北京でロシアのプーチン大統領と会談した。会談は2024年6月にプーチン氏が訪朝して以来で、協力を更に推進することで一致した。

 タス通信によると、両氏はパレード後、同じ車に乗って会談場所に移動し、約2時間半会談した。

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は4日、プーチン氏が会談で両国の関係は「特殊な信頼、友好、同盟関係だ」と指摘したと伝えた。また、北朝鮮がウクライナ侵攻を続けるロシアを支援するため派兵したことについて、朝鮮人民軍の「勇敢さと英雄的行為を高く評価し、ロシアは朝鮮の軍隊がささげた犠牲を永遠に忘れない」と述べたという。

 金氏は支援を「兄弟の義務」だとし、有事の軍事援助などを定めた「包括的戦略パートナーシップ条約」を忠実に履行すると強調した。【ソウル日下部元美】

毎日新聞

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