ECB金利据え置き 前回利上げの効果見極め 中東緊迫で次回注目

2026/07/23 21:22 

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 欧州中央銀行(ECB)は23日、ドイツのフランクフルトで定例理事会を開き、主要政策金利を据え置くと決めた。前回の6月会合では中東情勢の緊迫化を受けた原油価格の上昇を踏まえて2年9カ月ぶりの利上げに踏み切ったが、政策効果と物価動向を見極めることにした。金融市場でも現状維持の予想が大半だった。

 欧州連合(EU)統計局によると、6月のユーロ圏21カ国の消費者物価指数上昇率は前年同月比2・8%で5月の3・2%から和らいだ。

 ただ、中東情勢を巡っては米・イラン両国は6月に「戦闘終結」を盛り込んだ覚書を交わしたものの、足元ではお互い攻撃を続けている。原油高による物価上昇(インフレ)圧力が再び高まる事態も懸念され、次回の9月会合以降の判断が注目される。

 市場が注目する指標で、民間銀行が中銀に資金を預ける際の中銀預金金利は2・25%、銀行が中銀から資金を借り入れる際の主要金利は2・4%でいずれも維持する。【ブリュッセル岡大介】

毎日新聞

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