公取委「中小企業いじめ」防ぐ体制強化 30年ぶり組織改編へ

2026/07/23 08:36 

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 公正取引委員会は22日、業務内容の拡大に対応するため、抜本的に体制を強化すると発表した。現行の2局体制に新たな局を設け、「中小企業いじめ」を防ぐ中小受託取引適正化法(取適法)の違反事件の摘発などをさらに進める。

 体制強化のため、2027年の通常国会で独占禁止法改正案の提出を目指す。抜本的な組織改編ができれば、1996年以来約30年ぶりとなる。

 公取委には、企業の合併審査や市場の実態調査などをする「経済取引局」と、独禁法違反事件を処理する「審査局」の2局がある。

 一方、取適法違反の摘発を担う「取引部」は経済取引局の下に置かれていた。違反件数の増加など業務の広がりに伴い、局を増設して各局で連携する必要性に迫られていた。

 このため、組織を大幅に再編して3局の体制にするほか、地方機関の「地方事務所」を「地方事務局」に、「支所」を「支局」にして、他省庁の出先機関と同格にすることを目指す。

 この日に記者会見した茶谷栄治委員長は「イノベーション(技術革新)を促進して経済成長と豊かな国民生活を実現させるために、公正な取引環境を確保するのが公取委の使命。そのために(各業務に)最適な組織体制にしていく」と話した。【渡辺暢】

毎日新聞

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