顔を映すだけで体調が分かるアプリ 熱中症対策でJR東が開発

2026/07/23 16:44 

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 最高気温が40度以上の「酷暑日」が各地で記録されるなど、地球温暖化の影響で暑い日が続いている。そんな中、JR東日本は作業員らの熱中症対策に役立てようと、スマートフォンなどに自分の顔を映すだけで体調を数値化するアプリ「マモログ」を開発した。法人向けに、アプリのサービスを提供している。

 アプリでは、スマホやタブレット端末のカメラを使う。アプリを起動して30秒ほどカメラを眺めると、顔の状態を読み取り、ほおや額の血管の動きなどから脈拍や呼吸数を測定してくれる。それらの数値を基に「水分補給をしましょう」などと4段階で体の状態を知らせる。

 JR東日本で線路の保守をする「新幹線設備部」の溝口佳哉さん(41)が開発した。高齢化と人手不足が深刻化している保守の現場では夏場になると、終電から始発までの深夜帯でも作業員らが相次いで熱中症などの体調不良になった。

 このため、溝口さんは「体調管理で役立つものを作り、魅力ある現場にしたい」と開発を思い立った。

 女性でも使いやすいよう、アプリの改良にも取り組んでいる。このサービスを利用している太陽生命保険中野支社の協力を得て、20~70代の女性営業職員30人に社屋に出入りした時の約1カ月間分のデータを集めるという。

 竹田京太郎支社長は「営業では水分補給に気をつけても体調不良で帰宅する職員がいる。未然に防止できるよう、アプリを役立てたい」と話した。【横見知佳】

毎日新聞

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