BGMのようにサッカー観戦… 次期日本代表監督の大岩剛氏とは

2026/07/23 21:19 

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 森保一監督の後任として来年3月からサッカー日本代表を率いる大岩剛氏(54)。冷静沈着で「堅実」な守備を武器に鹿島などで活躍した現役時代そのままに、監督としても地に足が着いた采配や選手育成が光る。

 大岩氏は静岡県出身で、清水商高、筑波大を経てプロ入りし、名古屋、磐田、鹿島でプレーした。磐田から鹿島へ移籍する際は、当時のJ1をけん引するライバル同士のチームということもあって注目を集めた。

 鹿島では同じセンターバックの岩政大樹氏との「二枚岩」コンビで活躍。相手選手に引っ張られないよう、寒い時期でも半袖でプレーすることでも知られた。

 指導者としては、特定の個に頼らずに、戦う集団を作り上げてきた。

 かつての取材では「属人的ではないチーム作りをしてきたつもり。重要な選手が招集できないとしても、質の高いチームを作れる準備はしてきた」と理念を語った。

 集まった選手が「ベストメンバー」。入念な準備で勝つ確率を高めていく、という点では森保監督のチーム作りと共通項も多い。

 2024年夏のパリ・オリンピックでは出場16チームで唯一、最大3人まで選出できる年齢制限がないオーバーエージ枠を使わずに挑み、1次リーグを3連勝で首位通過。金メダルを獲得したスペインに準々決勝で敗れたが、短期決戦での勝負強さの一端を見せた。

 オフになっても「まるでBGMのように、テレビをつけるとサッカーを見ています」とも語っていた大岩氏。これまで培った指導力でトップチームをどのように高みに導くのか、注目される。【黒詰拓也、江連能弘】

毎日新聞

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