「スタート地点。もっと強くなる」 恩師が見つめた吉田雪乃の初五輪
15日(日本時間16日未明)のミラノ・コルティナ冬季オリンピックで、スピードスケート女子500メートルに出場した吉田雪乃選手(23)=寿広=は37秒98の13位となった。盛岡市出身で、地元では「スーパーキッズ」と早くから期待されてきた日本のエース候補。初の五輪は不本意な成績に終わったが、「まだこれから。いつかは世界記録を」と地元応援団の信頼は揺るがない。
「緊張に負けたのか。体が明らかに動いていない。雪乃には悔し涙でなく、うれし涙を流してほしかった」。パブリックビューイング(PV)会場となった未明の盛岡市内の複合文化施設で、熊谷元さん(62)=岩手県滝沢市=が淡々とレースを振り返った。
熊谷さんは「巣子スピードスケート少年団」(滝沢市)の指導者として、小学4年生から中学3年生にかけて吉田選手を鍛えあげた。少年団は熊谷さんの娘の萌さん(25)をはじめ、多数の国際レベルの選手を輩出してきた。その中でも、吉田選手の運動能力は群を抜いていた。
ただし、「駆け引きに弱いところがあった。1対1では強いのだが、(多人数で出走する)予選を落ちることがたびたびあった」と熊谷さん。さらに「明るいうえ、おっちょこちょいな性格。木の根っこに足をぶつけ、小指の骨を折ったこともある。けがをすれば当然、レースにも影響する」。苦笑と共に思い出を披露してくれた。
五輪が開幕してからも、熊谷さんは「LINE(ライン)」でやり取り。「健康管理には気をつけろ。マスクをつけろ」などとアドバイスをしてきたという。
この日、地元の複合文化施設でPVが開催され、吉田選手を応援するためにスポーツ団体関係者など約270人が詰めかけた。
大型スクリーンに吉田選手が映し出されると、紅白のスティックバルーンの打音が拍子を刻んだ。レースはあっという間。「37秒98」「13」の文字にため息も漏れた。
熊谷さんは吉田選手に対し、どのような言葉をかけたらいいのかと悩んでいる。今回の五輪で、何が収穫だったのか。それでも、「高木美帆選手は30代でメダルを取った。雪乃は20代。スケート人生の中で、まだスタート地点。もっと強くなる」と声を強めた。【高橋昌紀】
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