大活躍の沖縄選抜・イーマン、米国の大学へ 「一番行きたい場所」

2025/09/02 23:23 

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 18歳以下で争う野球のU18ワールドカップ(W杯)に出場する高校日本代表が2日、沖縄セルラースタジアム那覇で壮行試合に臨み、沖縄県高校選抜に4―3で勝利した。

 雨で試合開始が遅れ、中断も挟み、試合は七回まで行われた。

 沖縄選抜では「1番・二塁」でフル出場したイーマン琉海(るかい)選手(エナジックスポーツ)が4打数3安打2打点、1盗塁の活躍。好守も連発するなど存在感を示した。

 イーマン選手は試合後、米国の大学進学を目指すことを明らかにした。

 試合後の主なコメントは以下の通り。

 ◇沖縄県高校選抜・イーマン琉海選手

 <すごく盛り上がる試合だった>

 夏の沖縄大会決勝(沖縄尚学に敗戦)よりもすごい盛り上がりの中で野球をすることができて、感謝したいです。

 高校最後にこういう環境の中で野球ができてすごく楽しかったです。レベルの高い投手と対戦できて、次のステージに生かせると思います。

 沖縄尚学さんが(夏の甲子園で)優勝して、沖縄が盛り上がっている中で先発で出させてもらった。そして、日本代表が相手。県民のみなさんの前でプレーできるのも最後ですし、自分のベストを尽くそうという思いでした。

 <最終七回に適時打を放った>

 何とか沖縄県民の声援に応えられるように1点を取るつもりで打席にいきました。しぶとく1点を取れて良かったです。

 <日本代表候補だったが、代表入りはならなかった>

 (W杯が)沖縄開催だったので、選ばれたい気持ちだったが、県選抜で活躍することができて良かったです。

 <今後は>

 アメリカの大学で野球することに決めました。自分が一番行きたい場所がそこだったので決めました。そこに向けて頑張りたいと思います。

 今から、いろんな大学とやり取りという感じです。英語も大事になるので、しっかり勉強したいです。

毎日新聞

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