JR西日本・桜井 地元背負った主将、意地の一振り 都市対抗野球
◇都市対抗野球大会1回戦(2日・東京ドーム)
◇○横浜市・ENEOS6―2広島市・JR西日本●
最後まで諦めない。そんなメッセージの詰まった意地の一振りだった。6―1の八回1死、広島市の9番・桜井涼が放ったソロ本塁打。主将がバットでチームを鼓舞した。
マウンドには横浜市の2番手・加藤三範。出塁して上位打線につなごうと意識していたが、甘いスライダーに反応した。コンパクトなスイングで引っ張ると、打球は左翼席へ大きな弧を描いた。
社会人6年目で都市対抗初アーチ。無我夢中でダイヤモンドを駆けていたから、歓喜に沸く客席も、スタンドインの瞬間も見えなかった。「必死だった」。本塁打を大歓声で知ると、自然と拳を握っていた。だが、その後は打線が抑え込まれ敗戦。悔しさをかみしめた。
田村亮監督が全幅の信頼を置く28歳。地元にこだわって野球を続けてきた。広島市出身で、広島商高、近大工学部を経て、広島市を本拠としていた三菱重工広島に入社した。1年目に三菱重工グループの野球部再編があったが、地元に残ることを選んだ。
それだけに「広島市」を背負って戦う都市対抗への思いは強い。九回、ベンチから客席を見上げた。青く染まったスタンドで、立ち上がって応援してくれている人たちの姿が目に入った。「ありがたい気持ちと、応援してもらって勝てなかった悔しさがすごくある。何が足りないのか。もう一度考えたい」。初戦敗退は3年連続。巻き返しを誓った。【石川裕士】
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