マンパワー不足や熱中症 熊本地震支援の大分県職員らも課題直面
最大震度7を観測した熊本地震で、大分県内から被災地に派遣されていた県職員や医療関係者が31日に報道各社の取材に応じ、行政のマンパワー不足や医療機関の混乱など、現地で直面した課題を報告した。
大分県防災対策企画課主査の佐藤圭さん(35)は、地震の発生から約5時間後の7月28日午後10時前に熊本県庁に到着。翌29日から2日間、熊本県八代市役所で必要な支援の情報を収集するリエゾン(情報連絡員)として活動した。
市内では約60カ所の避難所が開設され、約3000人が避難。避難所の運営だけで数百人規模の市職員を要し、佐藤さんは「災害業務のみならず、当然ながら通常業務をやっていくという非常につらいところがあった」と振り返った。
さらに、市内の避難所には空調が整備されておらず、仕切りもなく並んで寝ざるを得ない場所もあったとして、「長引けば長引くほど、心身に影響を及ぼしかねない」と指摘。今後の課題として、「生活用水や飲料水をいかに届けるかが一つ。支援物資をさばくなど、避難所運営に関わる人員の確保が求められる」と話した。
大分赤十字病院(大分市)の医師ら5人による災害派遣医療チーム「大分DMAT」も発生翌日の29日から、熊本市内の病院で活動した。人員オーバーで受け入れられない搬送者を別の病院に割り振る役割を担い、約50人の患者を搬送した。
医師の吉住文孝さん(53)は「八代市とその周辺がかなり被害を受けている。情報だけで見ても病院機能の被害が大きい」と振り返り、「高齢者の介護施設でもクーラーが切れて、熊本市内に熱中症で搬送される人が多かった。熱中症の人は増えるだろう」と話した。【山口泰輝、岡田愛梨】
-
イオンモール宇城で高齢男性を救助、心肺停止 熊本地震
消防などによると、31日午後6時15分ごろ、熊本県宇城市のイオンモール宇城で、「男性が建物内の崩落した壁の下敷きになっている」と従業員から119番通報があった…社 会 7時間前 毎日新聞
-
諮問機関「憲法抵触の恐れ」 三重の外国人職員採用アンケ設問に
三重県の諮問機関「県差別解消調整委員会」が、県が外国人の職員採用について尋ねた「みえ県民1万人アンケート」の設問について「憲法の理念に抵触する恐れがある」と判…社 会 10時間前 毎日新聞
-
サクラ食い荒らす特定外来カミキリ 政府が防除戦略を策定へ
政府は、各地に分布を広げる特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の全国的な防除戦略を策定する方針を決めた。果樹を食い荒らして農業被害が相次いでおり、観光業への影…社 会 10時間前 毎日新聞
-
避難所に9000人超 10年前課題の健康被害懸念高まる 熊本地震
激震、停電、断水、そして連日の猛暑が、熊本地震の被災者を苦しめている。各地の避難所に身を寄せる人は依然9000人を超え、熱中症で搬送される人も出ている。クーラ…社 会 10時間前 毎日新聞
-
「避難所より健康リスク高い」 車中泊避難、支援体制に残る課題
熊本県で最大震度7を観測した地震の被災地では、余震への恐れに加え、厳しい暑さを避けるため、車中泊を選ぶ被災者も多い。2016年の熊本地震では、車中泊に伴う健康…社 会 10時間前 毎日新聞
サイトマップ















