延岡学園野球部員、女子生徒の裸の動画を撮影か 家裁送致

2026/03/17 20:41 

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 夏の甲子園大会で準優勝経験のある私立延岡学園高(宮崎県延岡市)の野球部員が、ビデオ通話中の女子生徒に裸になるよう求めて動画を撮影したなどとして児童買春・ポルノ禁止法違反の非行内容で家裁送致されていたことが17日、宮崎地検や同校への取材で判明した。同校によると、動画は撮影後、別の部員の手に渡り、そこから更に部内で拡散した。動画を撮影したのと、それを拡散させたのはそれぞれ2年生の男子部員で、いずれも既に自主退学したという。

 同校によると、男子部員は2025年3月、知人で部外の女子生徒とスマートフォンでビデオ通話中、「上半身裸の動画を撮りたい」などと要求。女子生徒は何度も断ったが、最終的に応じてしまったという。7月、動画が保存されたスマホを別の男子部員が無断で操作してデータを自身に送信。その部員は後日、動画を複数の部員とも共有した。動画が部内で拡散されたことを知った女子生徒の友人らが学校側に相談し、発覚した。

 同校は直後に県警延岡署に相談。野球部は当時、夏の宮崎大会に出場しており、県高校野球連盟にも報告し、口頭で注意を受けた。野球部は大会出場を継続し、準々決勝で敗れた後、活動を1週間自粛した。

 宮崎地検などによると、動画を撮影したとされる男子部員は11月に家裁送致されたという。

 女子生徒は精神的負担で一時学校に来られなくなった。同校の柳田光寛校長は取材に「被害生徒の保護者に謝罪し、心のケアに努めてきた。スマホの使用について生徒への指導をこれまで以上に徹底する」と話した。【塩月由香】

毎日新聞

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