石川県小松市で観測史上最高の40.3度 富山市でも39.8度

2025/08/04 15:57 

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 高気圧で覆われ、酷暑が続く中、北陸3県は4日もぐんぐんと気温が上がり、石川県小松市で1978年の統計開始以来最高気温の40・3度に達した。富山市でも観測記録の39・8度、福井県坂井市三国でも観測記録に近い39・2度を記録するなど、生活や健康に悪影響を与える異常高温に達した。

 小松市で40・3度を記録したのは、猛烈な日差しが照りつけた午後1時34分。同市では2023年8月10日に40・0度を観測していたが、これを上回った。気象庁による全国観測点まとめでは、この日夕までの全国第1位の高温となった。2位が富山市で、坂井市が3位だった。

 このほか、観測史上最高気温に到達したのは、富山県氷見市37・7度、石川県加賀市39・1度、同県白山市37・5度など。能登半島地震と豪雨被害からの復旧作業が続く同県珠洲市でも今年最高の37・5度、福井県美浜町でも8月の観測史上最高気温となる38・5度に達した。【竹中拓実】

毎日新聞

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