気象観測の開始から150周年 天皇陛下が記念式典に出席

2025/06/02 19:52 

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 気象庁の前身である東京気象台が気象観測を始めて150周年を迎えたことを祝う記念式典が2日、東京都内のホテルであり、天皇陛下が出席された。

 東京気象台は1875(明治8)年、地震観測と気象観測を開始した。陛下は式典で「150年にわたる歴史を通じて積み重ねられてきた知識と経験を生かしながら、今後とも、国民から寄せられる期待と信頼に応え、社会の安全と人々の安心を確実なものとしていくことを願います」とあいさつした。

 式典には石破茂首相ら三権の長が出席し、長年にわたって観測への協力や防災知識の啓発活動などをしてきた団体や個人を表彰した。【高島博之】

毎日新聞

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