米国大使館関係者、横田めぐみさん拉致現場を視察 新潟

2025/05/12 15:51 

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 米国大使館で拉致問題を担当するジェローム・ライアン1等書記官が12日、横田めぐみさんが拉致された新潟市中央区の現場付近を視察した。

 めぐみさんは1977年11月、当時通っていた中学校から部活動を終えて帰宅していた際に拉致された。ライアン氏は12日の視察で、中学校から自宅までの道のりを説明を受けながら歩いて回り、「一人の父親として、拉致被害者の家族の何十年間にもわたるとてもつらい悲しみは想像できない。一日も早く解決したい」と語った。

 視察は昨年6月に1等書記官に就任したライアン氏側からの希望で実現した。同大使館関係者の現場視察は2023年3月以来約2年ぶり。

 ライアン氏は13日、佐渡市で拉致被害者の曽我ひとみさんと面会するほか、曽我さんと母ミヨシさんが拉致された現場を視察する。【戸田紗友莉】

毎日新聞

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