成宮寛貴、『死ぬほど愛して』で魅せる“狂気”語る 極寒の“樹海”ロケ秘話も「電子機器が動か…

2025/05/13 16:05 

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ABEMAドラマ『死ぬほど愛して』より(C)AbemaTV, Inc.

 俳優の成宮寛貴が主演を務めるABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』(毎週木曜 後11:00)の最終話が15日に放送される。それを前に主演の成宮、ガホンを取った城定秀夫監督からコメントが到着した。

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 『死ぬほど愛して』は、累計発行部数1億以上突破のヒット作『金田一少年の事件簿』などで知られる天樹征丸氏の同名漫画が原作の純愛サスペンス。『性の劇薬』『女子高生に殺されたい』などを手掛け、『アルプススタンドのはしの方』では第42回ヨコハマ映画祭監督賞、第30回日本映画プロフェッショナル大賞監督賞を受賞した“鬼才”の異名を持つ城定秀夫監督が本作のメガホンを握る。8年ぶりに俳優復帰したばかりの成宮が狂おしいほどに“魅惑的な殺人鬼”・神城真人(かみしろ・まさと)役で主演を務める。

 8年ぶりの俳優復帰となる本作で圧倒的な存在感を放ち、“魅惑的な殺人鬼”・神城真人役を演じている成宮。最終話を目前に控え、自らの演じたキャラクターや作品の魅力について、「1話〜3話の前半はサスペンス調の展開なのですが、4〜6話の中盤からは時間を遡って、真人という人間がなぜこうなってしまったのかといったキャラクターのバックボーンが明かされる展開となりました」と振り返った。さらには「真人の“狂気”は先天的に持っていた心の穴からくるものなのか、それともこれまで育ってきた環境から来るものなのか…私自身もそこについては明確な答えは決めずに演じましたので、映像を通して危うく揺らいでいる姿が届いているといいなと思っています。クライマックスの7、8話はどんどんと研ぎ澄まされていく、ピュアなラブストーリーだと思いますので、引き続きドキドキしながら楽しんでいただけたら嬉しいです」と呼びかけた。

 また最終話では予想外の展開やアクションシーンも盛り込まれており、「原作とは違う、まさかこんな展開になるなんて…という驚きがきっとあるはずです。原作を好きな方にも、ドラマを好きな方にも楽しんでもらえる内容に仕上がっているのではないかと思います。ぜひ最後までお楽しみください」と視聴者へ呼びかけました。

 またメガホンを取った城定監督は「7話、8話の舞台となった樹海のロケ。本当に寒くて、電子機器が動かないほどの極限状態でした。そんな中でも成宮さん、瀧本さんが“ドロドロにボロボロ”になりながら、渾身の芝居を見せていただきました。その過酷さがそのまま最終回の映像にもにじみ出ていると思っています」とコメントを寄せた。

 最終回の見どころについては「とにかくいろんな要素が詰め込まれています。昨今の日本映画やテレビではなかなか見かけないようなカーチェイスや爆発を、ほぼCGを使わず撮影しました。その一方で、“何だか分からないけど引き込まれる”ようなカルト的な魅力もあります。ミステリーやサスペンスといった既存のジャンルにはおさまりきらないラストになっています」と明かした。


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