「令和の米騒動」から一転…コメ余りで概算金4割下落 資材高に悩む生産者は先行き憂慮 静岡県…

2026/09/05 08:02 

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 静岡県内で新米の収穫が本格化し始めた。「令和の米騒動」による米価高騰を受け、6月末の国内民間在庫量は過去最多の243万トンに膨れ上がった。コメ余りにより新米価格は急反落。県内JAの概算金は前年比4割安の水準で、全国的にも同様の傾向が見られる。資機材などのコスト高に悩む生産現場からは先行きへの警戒感が広がっている。
 「あのコンバインは来年買い替え予定だが、5年前の購入時から800万円値上がりし、2千万円する。経費の増加を考えると今年の米価では経営は厳しくなるだろう」。26日からコシヒカリの収穫を始めた磐田市の農業法人農健の砂川利広社長(64)は、手塩にかけて栽培した新米を前に、複雑な表情を浮かべた。
 県内でも有数の栽培面積を抱え、付加価値のある無農薬栽培にも積極的に取り組む同社だが、「規模拡大でコストを下げるという方策も限界がきている。さらに相場の乱高下は消費者離れを助長する」と不安定な米価の行く末を憂慮する。
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