パーキンソン病新薬「MF1」の治験開始 静岡県立大で初、川畑教授ら開発 原因物質の脳への取…

2026/09/05 08:13 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 対症療法が中心のパーキンソン病で、根治が期待される新薬「MF1」が、治験の第一段階に進んだ。静岡県立大薬学部の川畑伊知郎教授(44)=薬理学=らが開発し、実用化は2030年代を見込む。治療薬はパーキンソン病の原因物質が脳内に蓄積するのを阻止する働きで、病気が進行した患者への効果も見込まれる。治験は県立大で初という。
 新薬は脳内に届きやすく標的に結合しやすい低分子化合物で、経口投与を想定する。今回の治験は実用化に向けた初期段階で、人間への安全性を初めて確認することを目的とする。日本人の健康成人男性に1回のみの投与と7日間の投与を行った後、少数のパーキンソン病患者に短期間投与し、安全性や副作用、体内の狙った部位に届いているかなどの薬物動態を評価する。安全性が確認されるまで、治験の一般募集は行わない。
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報