静岡県の「一番荒茶生産量」が2年ぶり首位 1万700トン、前年比31.7%増 26年農水省…

2026/08/26 11:30 

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 農林水産省が18日発表した2026年の一番茶生産量統計(主産県)によると、静岡県の荒茶生産量は前年比31・7%増の1万700トンで、2年ぶりに全国1位に返り咲いた。10アール当たり生葉収量は統計開始以来最多の536キロ(前年比41・0%増)に伸長。旺盛な海外需要による茶価上昇に伴い、増産シフトに転じたことなどが寄与した。
 本県の新茶生産は生育期に十分な土壌水分があったことから、各産地とも芽伸びが良好だった。煎茶よりも10アール当たり収量が増える抹茶原料のてん茶への生産転換も進み、増産幅を押し上げた。摘採面積は前年比300ヘクタール減の1万200ヘクタールで、近年続いていた急激な減少に底打ちの兆しが見られた。
 県内各地の茶取引所でも一番茶の荒茶取扱数量、取引単価のいずれも大幅に上向いた。静岡茶市場(静岡市葵区)の県産茶取扱数量は前年比51・3%増の719トン、1キロ当たり取引単価は82・3%高の3988円に高騰。同市場の内野泰秀社長は「好調な茶価が農家の生産意欲を高めた。てん茶の生産が増えたことで煎茶の絶対量不足への懸念が生じ、全体の相場を引き上げた」と取引を振り返る。
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