先天性心疾患患者の成人移行支援、通院途絶える“ドロップアウト”防げ 静岡県内7専門病院がネ…

2026/07/31 10:00 

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 先天性心疾患の患者が成人期への移行に伴って通院が途絶える「ドロップアウト」が課題となる中、静岡県移行期医療支援センターが6月末、患者情報を共有・管理する「県成人先天性心疾患レジストリー」を開設した。フォローアップ体制の整備に向けて県立こども病院など県内7病院がネットワークを構築し、患者を掘り起こして専門医療へのつなぎ直しを図る。
 先天性心疾患の患者は治療後も不整脈や心不全などのリスクがあり、生涯にわたり継続的な経過観察が必要になる。ただ、専門性が高く、一般の内科やクリニックでは適切な管理や検査が困難な場合が少なくない。
 進学や就職などライフイベントが重なる成人期を迎えると、環境の変化や小児病院から成人病院への移行に伴って通院を中断するケースは多い。変わらない日常生活が送れることから受診が遠のく人もいる。患者が成人になった状態を指す「成人先天性心疾患」の患者のうち、継続的な経過観察を受けているのは約2割にとどまる。県立こども病院心臓血管外科科長の広瀬圭一医師は「急に状態が悪くなることもあり、経過観察を受けて生活の質(QOL)を維持することが必要」と話す。
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