古民家リノベーションの1棟貸し 静岡市蒲原地区に「まち泊 新坂アガル」オープン

2026/07/22 11:30 

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 宿泊、建設業などを通じ静岡市清水区蒲原地区のまちづくりに取り組む「スルガノホールディングス」(栗山勝訓代表)は16日、同地区の民家を改修した1棟貸し宿泊施設「まち泊 新坂アガル」をオープンする。空き家を宿泊施設に再生し、滞在型観光を通じて蒲原エリアを活性化させる「まち泊」事業の2棟目。10日は内覧会を行った。
 旧東海道の坂道「新坂」にある築51年の2階建て民家を改装した。1階は柱や梁(はり)を残しつつ、壁は駿河湾をイメージしたブルーで塗装し、吹き抜けのリビングに仕立てた。2階はベッドルームに加え、駿河竹千筋細工や駿河漆器、駿河和染などの工芸品が並ぶスペースも設けている。
 JR蒲原駅近くの1棟目「まち泊456(しごろく)」が和の雰囲気を押し出した少人数向け施設なのに対し、新坂アガルは現代風デザインを取り入れ、家族やグループで楽しめるようにした。名称は「坂を上がる」に加え、気分やにぎわい、まちの価値が「アガル」との意味も込めた。栗山代表は「蒲原地区の人口増が会社の目標。多くの古民家を宿泊施設として保存するとともに、希望者がいれば販売も考えている」と展望を話した。
 定員は大人5人。オープン記念として9月30日まで、平日は1泊2万2千円(税込み)の特別価格となる。土曜、祝前日は通常価格の2万5千円(同)。クラフトビールや「こっこ」がもらえる特典もある。
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