経済効果50億円…「ラブライブ!サンシャイン!!」聖地・沼津市 放送から10年経過もファン…

2026/07/21 10:01 

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 沼津市を舞台にした人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の放送開始から、7月で10周年を迎えた。今なお多くのファンが「聖地巡礼」に訪れ、地元密着のイベントが活発に続く。一方、作品がまちにもたらした活気を未来へつなぐため、これまで活動を支えてきた地域住民の中心層から次世代への継承など、持続可能な体制づくりを求める指摘も出ている。
 6月中旬、キャラクター小原鞠莉[おはらまり]の実家のモデルとされる淡島ホテル(同市)は、誕生を祝うバースデーイベントの熱気に包まれた。神戸市から訪れたという会社員山下達也さん(35)と妻の真理子さん(34)にとって、同ホテルはウエディングフォトを撮影した思い出の地。「アニメがきっかけだったが、スタッフの親切な対応に引かれ、定期的に宿泊するようになった」と真理子さん。達也さんは「今では作品に関係ないお店も開拓している」と、沼津に魅了された様子で語った。
■根強いファンの支持
 ファンの根強い支持は数値に裏付けられている。主要舞台の内浦地区にある「三の浦総合案内所」の年間来所者数は、放送前の2015年度(8879人)から、第2期が放送された17年度には約8万4千人に急増。コロナ禍を経た24年度も2万人超を維持する。コンテンツツーリズムに詳しい静岡英和学院大人間社会学部の毛利康秀教授は、案内所のデータや独自のアンケートを基に、放送開始の16年から4年間で沼津市内に「50億円前後の経済効果があった」と概算する。
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