「目の商品だけでなく…」中央コンタクト(静岡)“香り”に注力 アロマ開発、店舗に噴霧 五感…

2026/06/11 11:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 静岡市駿河区の中央コンタクトは5月から、自社の企業理念に合わせて開発した香りを通じて顧客満足度を高める“スメルケア”を開始した。香りに関するセミナーを実施して社員の意識を高め、全国174店舗にアロマオイルのスプレーを配備。店内で定期的に噴霧してリラックス空間を提供し、香りをきっかけに顧客との会話や社員同士のコミュニケーションにつなげている。
 企業理念に掲げる「快適な視生活」をフレッシュ感あるバジルで表現し、青い果実のライムで「可能性の拡大」を感じさせる香りを開発した。調香したのは、におい&フェロモン評論家として活躍する島田市出身の太田奈月さん。アロマ調香師を養成する「香りのエキスパート」(東京)の代表も務め、昨年12月には中央コンタクトの役員やブロック長らを集めた研修で好印象につながる香りの効果などを解説した。
 体臭などの不快なにおいに敏感な若者も増える中、同社は全店舗内で朝昼に香水を吹きかける業務を日課に加えた。ポスターを掲示して香りに込めた思いを伝えているほか、オイルの見本も店内に置いている。天然由来の素材にこだわり、バリエーションも増やしながらいずれは商品化の可能性も見据えているという。
 藤本亮吉社長(74)は「目の商品を扱う店舗だが、香りも含めて五感で楽しめる快適な空間で特色を打ち出したい。スタッフのストレス解消にもつながる」と話した。
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報