心臓に重度の疾患… 静岡県立こども病院が2歳男児の難手術に成功 北海道からジェット機で搬送
静岡県立こども病院(静岡市葵区)は3日、心臓に重度の疾患を持つ札幌市の2歳男児の治療に成功したと発表した。医療機器を備えたジェット機「メディカルウイング」などを活用して患者を受け入れ、各診療科の連携によって難易度の高い手術を実現した。
男児の疾患は小児心臓線維腫。胎児期から心臓に腫瘍があり、出生後も腫瘍が原因の心室頻拍(不整脈)を発症していた。自宅で自動体外式除細動器(AED)を使って心肺蘇生することもあったという。
道内の病院で投薬を中心とした治療を受けていたが不整脈をコントロールできず、5月18日に本県のこども病院へ転院。約千キロの距離を安全に移動するため、航続距離と天候の壁をクリアできるメディカルウイングで札幌丘珠空港から静岡空港に向かい、ドクターカーで搬送された。
こども病院での治療は不整脈内科の芳本潤科長が中心となり、心臓血管外科、集中治療科などが協力。同月25日に(1)腫瘍の4分の1を部分切除(2)不整脈回路を遮断する冷凍凝固(3)小児ICD(植え込み型除細動器)の植え込みーを組み合わせて約8時間の難手術を実施した。男児の不整脈の症状は消失し、早ければ7日に退院する予定だという。
3日に同病院で開いた会見に同席した母親(34)は、男児が歌を歌うなど元気に過ごしていることを明かし「言葉に表せないほどの感謝の気持ちでいっぱい」と話した。芳本科長は「あらゆる診療科が一致協力して治療を成し遂げることができた」と目を細めた。
男児の疾患は小児心臓線維腫。胎児期から心臓に腫瘍があり、出生後も腫瘍が原因の心室頻拍(不整脈)を発症していた。自宅で自動体外式除細動器(AED)を使って心肺蘇生することもあったという。
道内の病院で投薬を中心とした治療を受けていたが不整脈をコントロールできず、5月18日に本県のこども病院へ転院。約千キロの距離を安全に移動するため、航続距離と天候の壁をクリアできるメディカルウイングで札幌丘珠空港から静岡空港に向かい、ドクターカーで搬送された。
こども病院での治療は不整脈内科の芳本潤科長が中心となり、心臓血管外科、集中治療科などが協力。同月25日に(1)腫瘍の4分の1を部分切除(2)不整脈回路を遮断する冷凍凝固(3)小児ICD(植え込み型除細動器)の植え込みーを組み合わせて約8時間の難手術を実施した。男児の不整脈の症状は消失し、早ければ7日に退院する予定だという。
3日に同病院で開いた会見に同席した母親(34)は、男児が歌を歌うなど元気に過ごしていることを明かし「言葉に表せないほどの感謝の気持ちでいっぱい」と話した。芳本科長は「あらゆる診療科が一致協力して治療を成し遂げることができた」と目を細めた。
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