従業員がカスハラ経験… 静岡県内事業所16% 医療・福祉や小売業などに高い傾向 一方で対策…

2026/05/14 11:30 

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 静岡県が7日までにまとめた2025年度の雇用管理状況調査によると、顧客らによる著しい迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」を過去1年間に受けた従業員がいる、と答えた県内事業所は16・1%だった。カスハラ対策については32・0%が「特に講じていない」と回答し、現場の対応が遅れている状況が浮かんだ。
 カスハラを受けた事業所を業種別にみると、医療・福祉や卸売・小売業など対面機会の多い業種で高い傾向にあった。内容(複数回答)は「暴言」が68・6%で最も多く、「対応者の揚げ足とり」44・8%、「時間拘束」43・0%が続いた。
 カスハラ対応で苦慮している点は「法的な専門知識を有している従業員がいない」「顧客との関係悪化が心配」「正当な要求との区別がつかない」が目立った。県は4月に施行されたカスハラ防止条例の周知に取り組むとともに、相談窓口の設置など事業者の体制整備を後押しする方針だ。
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