泥水の中から「思い出」復元 50年前の卒業生、向山小(三島市)で披露 浸水のタイムカプセル…

2026/05/16 08:27 

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 三島市立向山小の約50年前の卒業生が9日、同校に集まり、タイムカプセルに入っていた思い出の品々の披露式を行った。当時の児童や教員ら約80人は、有志が泥水の中から時間をかけて復元した作品との対面や同級生との再会を喜んだ。
 タイムカプセルは同校が開校した1976年に1〜6年生796人の作品を入れて埋めた。昨年12月に掘り起こしたが見つからず、改めて2月に掘ってカプセルを発見したが、中には泥水がたまっていた。実行委員ら有志が数カ月かけて丁寧に洗浄や乾燥作業を繰り返し、似顔絵や手形、書道作品、作文などを復元した。
 吉田昌敏実行委員長(59)は「全ての復元はできなかったが、返還できて感無量。50年の間、頭の片隅に残っていたカプセルを掘り返すことができて良かった」と話した。
 カプセルからは、ヒマワリやホウセンカなどの種が入った密封された瓶も見つかった。半分は有志が発芽と校内への移植に挑戦し、残りは児童の理科の実験で活用するという。
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