行政効率化へ 静岡県知事がAI統括責任者「CAIO」に就任 知事就任は全国初

2026/03/12 09:17 

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 静岡県は4日、人工知能(AI)の活用によって行政の効率化や生産性の高い組織への転換を図るため、鈴木康友知事がAI統括責任者の「CAIO」に就任したと発表した。CAIOの設置は全国で3県目で、知事の就任は初。トップダウンによるAI戦略を強力に推進する。就任は2日付。
 人口減少に伴う労働力不足が課題となる中、限られた人員で多様化・複雑化する行政需要に対応するためには、AI活用による業務変革が不可欠。県は知事のCAIO就任に加え、新年度にはAI戦略推進室長のポストを新設したり、全職員の生成AI活用に向けて研修を拡充したりする。
 県は本年度から生成AIの導入を全庁で開始したところ、年間約3万時間、職員16人分に相当する時間削減効果が見込まれている。AIにできる業務を代替させることで、職員は政策判断や利害関係者との調整など人にしかできない業務に集中し、迅速・効果的な施策展開につなげる。
 CAIOは組織のAI戦略立案やリスク管理などを担い、政府も自治体に設置を促している。
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