静岡市清水区の「清水バースクリニック」 特例適用で分娩対応の病床設置へ 周産期医療提供体制…

2026/03/12 09:21 

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 医療法人社団美作会が運営する静岡市清水区の産婦人科診療所「清水バースクリニック」が、特例適用による病床を設置する。同市内で4日夜に開かれた県医療対策協議会で示された。同市清水区内では2025年5月以降、分娩(ぶんべん)を取り扱う診療所がない状況で、周産期医療提供体制の拡充が期待される。
 特例適用は、病床が過剰な地域でも、周産期医療やへき地医療などが提供されるために必要な診療所が県または政令市への届け出によって病床を設置できる制度。今後、県医療審議会での意見聴取を経て、同クリニックは12病床の設置を届け出る見通し。
 美作会は同年10月、医療法人社団産蛍会が運営する同市清水区のおおいしレディースクリニックを事業継承し、無床診療所として清水バースクリニックの名称で開設した。分娩に対応していたおおいしレディースクリニックの24年度の分娩数は234件。25年5月に分娩対応を終了し、清水区内で分娩を取り扱う医療機関は病院1カ所と助産所3カ所となった。
 協議会ではそのほか、救急医療などを担うため特例として時間外労働の上限を延長できる「特定労務管理対象機関」について、浜松医療センター(浜松市中央区)の指定が了承された。県医療審議会での意見聴取を経て県から指定通知される。地域医療連携推進法人県東部メディカルネットワークに、公益財団法人伊豆保健医療センターが参加したことも報告された。
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