静大キャンパス内の古墳群を3Dデータ化 「大学丸ごと博物館構想」の一環 静岡キャンパス内で…

2026/03/02 09:21 

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 静岡大は静岡市駿河区の静岡キャンパス内で発掘された古墳群の3Dデータ化による保存に取り組んでいる。このほど現地でドローンやカメラを使った撮影作業を一般公開した。
 同キャンパスでは造成時に7世紀頃の横穴式石室が複数見つかっていたが、安全のため埋め戻していた。現在、「大学丸ごと博物館構想」としてあらためて保存に取り組んでいて、今後3D画像を公開する方針。今回はサッカー場前の「11号墳」を、名古屋城調査研究センターの大村陸学芸員を招いて撮影した。
 幅2メートル、高さ2メートルほどの石室で、大小の石を組み合わせて強度を保つ工法が見て取れる。人文社会科学部考古学研究室の篠原和大教授は「さほど大きな規模ではないが、当時の石室の形状がよく分かる。周辺にさまざまな古墳や駿河国分寺跡があり、政治組織に組み込まれていった有力集団がこの地に存在したことを示している」と解説した。
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