「旅するチョウ」から大人気? 掛川の花畑「西山桜の郷」にアサギマダラが今年も飛来 21日に…

2025/10/14 09:31 

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 季節によって移動し「旅するチョウ」と呼ばれるアサギマダラが南下の季節を迎え、静岡県内各地に飛来している。掛川市初馬の私設の花畑「西山桜の郷(さと)」では13日、アサギマダラが好む多年草フジバカマの付近を約10匹が舞い、愛好家が撮影を楽しんだ。
 西山桜の郷にはピンクや白のフジバカマ計約2200株が植えられ、県内有数のアサギマダラ飛来地となっている。花畑を管理し無料開放している中山敏治さん(73)=同市上西郷=によると、今年は4日から姿を見せ始め、10月下旬ごろに飛来のピークを迎えそうだという。例年は100匹ほどが乱舞する。
 静岡アサギマダラの会の佐藤典雄会長(77)=同市倉真=は「毎年この時期に来るので愛着がある。これほどまとまった数が飛来するチョウはほかにいない」と魅力を語る。同会は21日午前10時から、西山桜の郷で見学会を開き、佐藤さんらが生態などを解説する。
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