【コストコ出店検討】静岡市駿河区の用地売買 地権者と開発事業者が合意

2025/10/10 09:11 

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 静岡市駿河区の東名高速道日本平久能山スマートインターチェンジ(SIC)南側への米国系会員制大型スーパー「コストコ」の出店に向け、地権者でつくる宮川・水上土地区画整理組合が、開発事業者と土地売買に関する合意を締結したことが9日、関係者への取材で分かった。
 関係者によると、コストコが求めている敷地面積は駐車場用地を含めて約6ヘクタール。まとまった土地を確保するため、道路や河川、調整池の配置や設計の現計画を変更する。水路や調整池の暗渠(あんきょ)化の費用は、開発事業者側が負担するとみられる。合意は1日付。
 開発事業者は誘致に向け、コストコの運営法人側と引き続き協議を進めている。出店すれば浜松市中央区に続いて静岡県内2店舗目になる。早ければ2029年の出店を視野に交渉しているという。
 土地区画整理事業区域47ヘクタールのうち、集客施設などを誘致する「交流施設エリア」は約21ヘクタール。うち約7ヘクタールは既に売買契約済み。残る区域も売買に向けて協議している。
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