三浦按針の偉業を後世に ドラマ「SHOGUN 将軍」で脚光 伊東で生誕祭、国際交流の進展誓…

2025/09/25 08:52 

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 伊東市の松川河口で日本初の洋式帆船を建造した英国人ウィリアム・アダムス(三浦按針)の生誕祭が23日、同市渚町の按針メモリアルパークで開かれた。「伊東按針会」の会員ら約50人が按針の偉業を思い、後世への継承を誓った。
 徳川家康の外交顧問として活躍した按針の生誕日(1564年9月24日)に合わせた催しで、39回目。按針の銅像と伊東で建造された「サン・ブエナ・ヴェンツーラ号」のモニュメントが並ぶ広場で、参加者が国際交流の進展などに祈りをささげ、赤いカーネーションを献花した。按針の生まれ故郷で、友好都市である英メドウェイ市に8月に派遣された高校生が現地滞在の感想を述べた。
 武智幹夫会長は、按針をモデルとする航海士が登場し、米エミー賞で18冠を獲得した米配信ドラマ「SHOGUN 将軍」の影響を語り、「大航海時代の伊東の歴史を若い世代や観光客に伝えていく」と述べた。
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