陸上女子３０００メートル障害の斎藤みう（２３）＝パナソニック、伊豆中央高出＝が１５日、東京・国立競技場で行われた世界選手権予選で９分２４秒７２の日本新記録を樹立した。２００８年に早狩実紀（京都光華ＡＣ）が出した日本記録（９分３３秒９３）を１７年ぶりに塗り替えた。
　世界選手権初代表となった斎藤は好発進し、ハイペースを維持した。最後まで粘り強い走りを見せ、海外勢に食らい付いた。予選３組で６位に入ったが、決勝進出ラインの５位以内に届かず、惜しくも予選敗退となった。