「富士のほうじ茶」香るスイーツ3種類 14日から限定販売 地元中学生とカフェ、洋菓子店が共…

2025/09/18 08:45 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 富士市の須津中3年生と地元飲食店3店舗が、ほうじ茶を使ったプリンや焼き菓子など3種類の新商品を共同開発した。市が官民連携でブランド化を図る「富士のほうじ茶」を市内外に広めようと生徒主体で企画した。2週間限定で14日から各店舗で販売する。
 生徒からの依頼を受け、学区の3店舗が地元の茶業者から仕入れたほうじ茶を使い、新商品を1種類ずつ考案した。喫茶店「カフェ1518」がプリン、いずれも洋菓子店の「菜の花グーテ」はスコーン、「はなとうさぎ」はフィナンシェを販売する。
 「カフェ1518」では12日、生徒5人が店主の遠藤文美さんと発売前の最後の試食会を行った。リーダーの宮下晴矢さん(14)は「地域の皆さんのおかげで実現した。幅広い世代の人にほうじ茶の魅力を知ってほしい」と話した。
 同校の3年生は総合的な学習で、複数人の班ごと地域の課題とその解決案を探っている。宮下さんら5人は市農政課や茶生産者らに取材。「富士のほうじ茶」の認知度が伸び悩んでいる現状を知り、新商品開発に取り組んだという。
 共同開発した商品を販売する3店舗の営業時間は次の通り。
 【カフェ1518】午前8〜午後6時(プリンの提供は午前11時から)、火、水曜定休【菜の花グーテ】午前10時〜午後5時、14、15、22、23日は午後2時までの短縮営業、21日休み【はなとうさぎ】正午〜午後7時、水曜定休、25日休み
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報