学校女子トイレに生理用品「可能な学校から常備」 各校実情に合わせ対応する方針 静岡県菊川市

2025/09/15 09:10 

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 菊川市は市議会9月定例会の一般質問で、学校の女子トイレへの生理用品常備に関し、養護教諭の意見を踏まえて常備が可能な学校から対応する考えを示した。松永晴香氏(みどり21)への答弁。
 市によると、初経の不安を感じる児童への配慮から、既に1小学校で常備しているという。ただ、老朽化したトイレの衛生面やスペースの制約、不適切な使用への懸念など慎重な意見の学校もあるとした。
 赤堀智生教育長は「児童生徒が体の変化や管理を学び、適切に対応する力を養うことは教育課程における重要な役割」とし、市で一律の対応を取らず学校の実情に合わせて取り組むとした。
 また、窓口収納業務について質問した白松光好氏(同)に対し長谷川寛彦市長は、市民課と小笠市民課窓口に12月、キャッシュレス決済機能対応レジを導入する準備を進めていることを明らかにした。
 一般質問には、西下敦基(市民ネット)、坪井仲治(みどり21)、東和子(同)、渡辺修(同)、本田高一(菊川ゆめ未来)の5氏も登壇した。
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