年末商品5000品目ずらり 静岡市中央卸売市場 300社が出展

2025/09/14 10:48 

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 静岡市葵区の市中央卸売市場で9日、年末商戦に向けた水産商材の展示会が開かれた。同市場に出荷する県内外の水産メーカーなど約300社が計約5千品目を出展し、自慢の品をPRした。
 展示会は同市場の水産協会と水産物部卸売業者が毎年開催している。会場には、卸問屋や量販店、小売業者のバイヤーら約1500人が来場。数の子や冷凍カニ、かまぼこなどが並ぶブースを回り、試食したり、商談に臨んだりした。
 同市場によると、近年の水産資源の減少や燃料・資材高騰などを受け、年末商材は全体的に値上がり傾向が続いているという。
 主催した三共水産の土橋一博営業本部長は「各社の努力で平年同様のラインアップを確保した。値段に見合った商品を消費者に提供できるように努めたい」と話した。
静岡新聞

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