スズキは２７日までに、国内販売店への出荷を一時停止していた小型四輪駆動車「ジムニーノマド」の出荷を約１カ月ぶりに再開した。同社広報部は停止の詳細を明らかにしていないが、「品質について確認できた」と出荷再開の理由を説明した。
　シリーズ初となる５ドアのジムニーは２０２３年にインドを皮切りに販売した。１月末の日本発売発表から４日間で約５万台と予想を上回る注文が殺到した影響で、現在も新規受注を停止している。
　インド北部のグルガオン工場（ハリヤナ州）で生産し、湖西工場（湖西市）で外装などを検査して出荷している。