創業1972年、もう食べられない「あの味」を食卓へ 浜松佐鳴台で愛された町中華「藤吉」 回…
浜松市中央区の佐鳴台地区で地元住民に半世紀以上愛され続けて今年1月に閉店した中華料理店「藤吉」の店主藤森健次さん(75)と恵子さん(78)夫妻がこのほど、地域住民約20人に店の看板メニューだった回鍋肉(ホイコーロー)とチャーハンのレシピを伝授した。復活を願った常連客らの呼びかけに応じた藤森さんは「皆さんの気持ちがうれしい。守ってきた味を家庭で味わってもらえれば」と喜んだ。
1972年創業の「藤吉」は、長年の疲労で藤森さんが肘を痛めて2022年に閉店。花束や感謝の手紙が寄せられるなど住民の熱い思いに押され、常連客の有志に調理を託して店は一時再開したが、今年1月に再び幕を下ろした。それでも惜しむ声はやまず、佐鳴台小PTA顧問の野嶋京登さん(40)と常連客の朝日英喜さん(68)が「地域の味」を復活させようと立ち上がった。
親子連れを前に、久しぶりに腕を振るった藤森さん夫妻。「キャベツは手でちぎった方がタレがよく絡む」「豚肉は炒める前にゆでるのがこつ」。現在はギョーザ専門店を営む藤森さんは「これで最後かな」とつぶやきながら中華鍋を振った。調味料の分量から火加減まで、惜しみなく伝えられた職人の技。参加者から「おいしい」「家で作ります」と歓声が上がった。
1972年創業の「藤吉」は、長年の疲労で藤森さんが肘を痛めて2022年に閉店。花束や感謝の手紙が寄せられるなど住民の熱い思いに押され、常連客の有志に調理を託して店は一時再開したが、今年1月に再び幕を下ろした。それでも惜しむ声はやまず、佐鳴台小PTA顧問の野嶋京登さん(40)と常連客の朝日英喜さん(68)が「地域の味」を復活させようと立ち上がった。
親子連れを前に、久しぶりに腕を振るった藤森さん夫妻。「キャベツは手でちぎった方がタレがよく絡む」「豚肉は炒める前にゆでるのがこつ」。現在はギョーザ専門店を営む藤森さんは「これで最後かな」とつぶやきながら中華鍋を振った。調味料の分量から火加減まで、惜しみなく伝えられた職人の技。参加者から「おいしい」「家で作ります」と歓声が上がった。
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